10月18日をもって、美祢線の石灰石輸送貨物列車が廃止となりました。
最盛期は、1日30往復以上が運転されていたこともあり、国鉄時代は、この貨物
輸送の恩恵で、美祢線は数少ない黒字路線だったと記憶しています。美祢線の
区分が、「地方交通線」ではなく、「幹線」であるのも、その名残だったのかも
知れません。
重安駅にあった巨大な石灰石の積み込み施設も、産業遺産のようで趣がありましたが、
やはりとり壊しとなるのでしょうか...。
廃止の理由として、貨車の老朽化が取りざたされていましたが、それだけではなく、
根本的には鉄道貨物輸送が直面している諸問題がいろいろと関連していたのでは、
と思います。
1枚目:美祢線 重安-美祢 2009.08.01.
2枚目以降:美祢線 重安駅 2009.10.03.
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- 2009/12/30(水) 01:06:11|
- 美祢線
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