戦前から、「さくら」と並び、日本を代表する伝統の「特別急行列車」として、誇り高き
名称であった「富士」も、この3月で消滅してしまいました。
戦後は、「こだま」「つばめ」などとともに、東海道を駆け抜けた151系電車の時代を経て、
東京-西鹿児島間を、日豊本線経由・1,574.2kmという日本最長距離を走る定期旅客列車と
して君臨してきましたが、1980年以降は、その運転区間がじわじわと短縮され、「はやぶさ」
との併結運転など、九州ブルトレ凋落の時代を経て、惜しまれながら、ついに終焉を迎えた
ものです。
「さくら」は、新幹線でその愛称が蘇りますが、「富士」は、中央リニアで復活するので
しょうか...。
日豊本線 中山香-杵築 2009.02.07. (2枚目は、2008.05.17. 東京駅にて撮影)
【撮影地付近】
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- 2009/12/26(土) 22:55:27|
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