多度津駅構内で廃車回送を待つDF50です。撮影は、1984年3月。
この時、既にDF50による営業運転は、旅客、貨物とも終了していたので、まさかこんな
ところで廃車回送を待つ姿を見ることができるとは思いませんでした。
ナンバープレートも外され、今にも解体のために工場へ動かされる寸前だったのではないかと
思われます。
かっては北海道を除く全国各地でみられたこの機関車ですが、手元の資料によれば、最後まで
主力車として残ったここ四国でも、1981年10月に定期旅客運用から外され、1983年9月には貨物
運用も完全になくなっています。
ちなみに、1号機は廃車後、解体されることなく国鉄多度津工場に保存されていましたが、2007年
10月の展示を最後に伊予西条駅に隣接する四国鉄道文化館へ搬入され、同年11月より展示公開されて
います。車籍はありますが動態保存ではないので、走る姿を見ることはできません。
タイムマシンがあれば、DF50が牽引した寝台特急や、旧型客車の撮影に行ってみたいものです。
予讃線 多度津駅 1984.03.30.
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- 2009/07/27(月) 00:48:43|
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