北陸本線の撮影メッカ、新疋田駅を通過する急行「くずりゅう」です。
3年ほど前、長浜-敦賀間の直流電化を記念し、「リバイバルくずりゅう」が走りましたが、
このカットは1982年11月に撮影した現役時代のものです。
当時高校2年で、この日は平日でしたが、たまたま学校の創立記念日で休みだったこともあり
1人、新疋田まで出かけました。しかし、あいにくの雨...。
雨で濡れないように、ホームにわずかながらある屋根の下で望遠ズームを装着して通過を
待ちます。上り線は、大阪行き「日本海」が通過して行きました。
フィルムはKR。露出が上がりません。しかし、今こうして見てみると、さほどブレもない
ことから、少しアンダー気味ながら、1/125以上で切れていたのでしょう。丸い大きなヘッド
ライトが印象的でした。もう、27年も前の思い出です...。
急行「くずりゅう」は1964年(昭和39年)に準急として敦賀-金沢間にデビュー、翌年に一旦
廃止されましたが、1966年には急行として米原-金沢間に再登場し、東海道新幹線と北陸を結ぶ
重要な足となり、「立山」などとともに北陸路を疾走しました。1985年(昭和60年)同区間を
走る特急「加越」に統合され、その歴史に幕を閉じました。
北陸本線 新疋田駅 1982.11.01.
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- 2009/07/26(日) 01:17:44|
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