最近ではカメラ本体に「周辺光量補正」という機能がついたものが
出てきました。
写真の四隅が暗く写っている場合に、その部分を明るくする機能
ですが、果たして必要なものでしょうか?
フィルム時代に撮影した1コマです。
専門書によれば、「四隅まで均一な明るさの写真が欲しいのであれば、
最初の撮影段階で、f8やf11まで絞って撮影すればよい」とあります。
周辺光量が足りなくなるのは、絞り足りないからであり、f4やf5.6
などの浅い絞りで写せば必ず周辺光量は落ちるとのこと。
ただし、f11を越えると多くのレンズでは回析現象が顕著になるため画面
にシャープさがなくなるので、周辺光量を落とさず、なおかつシャープに
写すには、f8からf11ぐらいが適切な絞り値である。
との結論。
この理論、鉄道写真に使おうと思ったら、晴天でも感度を上げざるを
得ないですね。
総武本線/佐倉-物井 2008.06.07.
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- 2016/08/30(火) 23:59:00|
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