昨日、香椎線酒殿駅付近へ向かった主目的とは、廃線跡の探訪です。
ここは、前々からその存在は知っていたものの、いつか訪れてみたいと
思いながら、まだ未訪でした。
この廃線となった路線とは...。
地図上の赤線の部分、香椎線酒殿駅から、旧国鉄勝田線志免駅を結んでいた
貨物用の渡り線です。
歴史を紐解けば、この線ができたのは、1909年(明治42年)。志免の炭鉱から、
この線を通って、香椎線の西戸崎までの石炭輸送に使われていたものですが
1985年(昭和60年)1月1日 付で廃止となっています。
廃止から31年ほど経った現在の様子を見ていきましょう。
地図上の数字は、撮影した場所になります。
① 酒殿駅周辺
近年、駅周辺の開発が進み、利用客が増えています。
渡り線は、この駅から分岐。
駅前の小さなロータリーから、ほぼこの道路上を奥に見える旧国鉄志免炭鉱跡
のボタ山の方向へと向かいます。
マイカーもさりげなく登場(笑)
② 道路を進むと
幹線道路に合流した先あたりから、道床跡らしいものが。
酒殿駅の方を振り返ると...。
まさしく、線路が延びてきた跡に見えますね。
続きます。
香椎線酒殿駅-旧勝田線志免駅間の渡り線 2016.07.09.
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- 2016/07/10(日) 23:59:00|
- 香椎線・篠栗線
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