筑豊本線、北の末端部分・若松線での撮影です。
若松へ向かうキハ47の背景に見えるのは北九州工業地帯の一角でもある、
洞海湾。
高度成長期は、石炭と鉄の生産基地、物流拠点として栄えてきました。
工場排水の規制もない時代、ひどい水質汚濁で、「死の海」とまで
言われた洞海湾。
その水質は、漁業が存在することすらできないほど汚染されたので、
水俣のような悲劇は生じなかったとのこと...。
昭和40年代後半より、市民、企業、行政が一体となり水質改善のため
の様々な施策が講じられたおかげで、今でも数々の重化学工業工場群
が残るものの、水質は著しく改善されています。
筑豊本線/藤ノ木-若松 2016.06.26.
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- 2016/06/26(日) 23:59:00|
- 筑豊本線
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