JR九州ではこのほど、特急「ゆふいんの森」の使用車両
キハ70形・キハ71形に、乗り心地を向上する上下制動制御
システムを新たに搭載したと発表しました。
「上下制振制御システム」とは...?
あまりなじみがありませんが、報道によればこのシステム
は、鉄道総研と日立オートモティブシステムズで共同開発
されたもので、車体を支える「まくらばね」と同じ向き
(上下方向)に油圧ダンパーを取り付け、このダンパーの
減衰力を車体の振動に合わせて制御し、振動を抑制する
しくみ。
車体の振動は床下・床中に搭載した加速度センサーで測定、
走行時の上下振動を大幅に低減。
そういえば、この車両の足回りの種車はキハ58、65でしたが、
これで乗り心地もずいぶん改善されたことでしょう。
なお、このシステムは、「指宿のたまて箱」をはじめ、
「はやとの風」、「ななつ星 in 九州」 、「或る列車」
にも搭載されており、JR九州では、5つ目の搭載車種
となりました。
久大本線/由布院-南由布 2012.11.25.
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