市販の時刻表しか情報源がない場合、ターゲットとなる列車が撮影ポイント
を通過する時刻を割り出す方法です。
昔買った鉄道写真の年少者向け指南書でも紹介されていました。
例えば、上り「トワイライトエクスプレス」を湖西線の近江高島-北小松間
で撮影する場合の近江高島駅を通過する時刻です。
時刻表を見ると、敦賀駅の出発時刻は、10:52。そして次の停車駅、京都駅の
到着時刻は、12:15。キロ数は富山からの営業キロです。
(近江高島 237.8km-敦賀 190.1km)X(京都 12:15- 敦賀10:52)
------------------------------------------------------------------------
(京都 284.2km - 敦賀 190.1km)
47.7km X 83分
= -------------------------- = 42.07分
94.1km
ここで出た42分を、敦賀の発車時刻に加算、10:52 + 42 = 11:34 が、
近江高島駅を通過する時刻と推定されます。
実際には、勾配区間や徐行区間があったり、時刻表には記載されない運転停車
などがある場合もあり、100%正確とは言えませんが、公式を覚えておけば
何かの際に役に立つことがあるかもしれません。
当たり前ですが、定時運行していることが前提となります。
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- 2015/02/21(土) 18:05:00|
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