今年も残すところあとわずかとなりました。
毎年、この時期には、1年間の総括として自分の行動記録の振り返り記事を
掲載しておりましたが、今年は1月に北関東遠征、3月に肥薩線へ出た以外
ほとんど撮影に出ることができず、材料不足...。
理由はどうあれ、長く写真をやっていると、無性に「写欲」が沸いてくる
ことがあります。
ある一定期間、カメラを触らない生活が続くと禁断症状が出てくる...。
そして、久しぶりにカメラを持つと、撮影したくて撮影したくてたまらなく
なる...。お気に入りの道具があれば使いたくなるのが人の常。
例えは悪いですが、「これがICBMの発射ボタンだ!」と渡されたら、試しに
飛ばしたくなる某独裁者みたいなものでしょうか。
9月は瑞風、10月は西鉄8000形、11月はSLやまぐち号、12月はサロンカー
あさかぜと、ほぼ毎週のように撮影に出かけましたが、まさしく禁断症状
が飽和点に達した状態だったのかもしれません。
人間、ストレスは溜まる前に発散しないと、精神衛生にもよくありませんね。
今年1年、大変お世話になりました。
2018年も、何卒よろしくお願い申し上げます。
西日本鉄道/江の浦-西鉄中島 2017.10.08.
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- 2017/12/31(日) 12:00:00|
- ごあいさつ
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「重大インシデント」とは、飛行機や鉄道の、事故には至らないものの
非常に深刻で危険な状態だった事件のこと。
飛行機ではよく聞きますが、鉄道で、しかも新幹線でこのことが取りざた
されるとは思いませんでした。新幹線としては初めて認定されたとのこと。
通勤電車並みの運転頻度で、時速300キロ運転。年間1列車あたりの平均
遅延時間は1分以下という驚くべき正確さ。
日本のテクノロジーの結晶とも言われ、何かにつけて世界一だと日本人が
世界に誇る「SHINKANSEN」に、何が起きたのか...?
報道によれば、12月11日の「のぞみ34号」の台車に14センチの亀裂が入り、
JR西日本は、あと3センチ亀裂が進んでいれば完全に車両は破断していた
と発表。
問題なのは「のぞみ34号」に乗車していた現場責任者らは、かなり早い段階
から「異変」を把握していたにもかかわらず、3時間も走り続け、そのまま
「異常なし」とJR東海に引き継ぎをしていたこと...。
台車の亀裂というのは、一歩間違えば脱線という最悪の事態を引き起こし
ていたかもしれないわけで、人命よりダイヤを優先した企業体質が批判の
的となっています。
福知山線の脱線事故の教訓はなかったのか...?
最近、日本を代表するような名だたる大企業で製品の品質に関わる不正、
組織ぐるみの隠蔽が次々と発覚して騒がれていますが、日本では現場に
相当な権限があって、その人たちが仕事をしやすいように改善や改良を
考える中で、意味がないと思える仕事は、手抜きをしようという発想が
出てきた結果、不正が増えたとの指摘もあり、同じ発想で新幹線が動いて
いると考えると背筋が寒くなります。
どうか、こんなことが二度と起きませんように...。
山陽新幹線/新山口駅 2017.11.18.
- 2017/12/22(金) 22:00:00|
- 山陽新幹線
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JR東海に残っていた「L特急」も来年3月の改正でついに消滅...。
幼少の頃から、イラスト入りのトレインマークに親しみ、コレクション
してきた身には、時代の流れとはいえ一抹の寂しさを感じます。
漫才ブームの頃...
春やすこ・けいこというコンビが、「花嫁は~夜汽車に乗って~♪」
の歌をネタとして取り上げ、「なんで夜汽車なん?貧乏くさいなぁ!
花嫁さんやで!せめてL特急ぐらい乗せたり~や!」と言って笑わせて
くれたのを思いだしました。
個人的には今でも、485系国鉄色こそL特急の象徴だと思っております。
北陸本線/南今庄駅 1993.10.
- 2017/12/21(木) 22:00:00|
- 北陸本線
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ここ数年、車窓の景色を楽しみながら、旅の移動時間を楽しくしてくれる
という触れ込みで、全国的に雨後のタケノコのごとく一気に増えた観光列車。
いくら鉄道が趣味だとはいえ、そのすべてを把握されている方も少ないの
ではないかと思います。
JR九州が、その観光列車ブームに先鞭をつけたのはよく言われる話ですが
首都圏、関西といった人口集積地を抱えた有利な利益構造にある本州三社に
比べ、経営環境が厳しく、こうした工夫で客を呼び込まなければならなかった
という背景が生んだアイデア商品であったのは間違いのないところです。
約25年前、特急「つばめ」が787系で復活した時は「やるな、JR九州!」と
多くの人が驚いたことと思いますが、当時はその後これだけ某デザイナーの
車両が走り回るとまで予測した人もいなかったことでしょう。
さて、これからどう展開していくのか...。
願わくば、似たようなコピー列車の濫造ではなく、どれもがオンリーワンと
いえるような個性的な列車が増えていくことを望みます。
久大本線/恵良-引治 2017.04.29.
- 2017/12/14(木) 22:00:00|
- 久大本線
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いつも利用する駅ですが、こんな切り取り方をしてみたら
なんとなく抽象画..。
のように見えました(笑)
鹿児島本線/博多駅 2017.11.10.
- 2017/12/13(水) 22:00:00|
- 鹿児島本線(肥薩おれんじ鉄道)
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先月末ですが、「名探偵コナン」で知られる青山剛昌氏の出身地、
鳥取県北栄町を訪れる機会がありました。
その玄関口となる山陰本線由良駅。愛称はコナン駅です。
噂には聞いてましたが、まさにそこかしこ、コナンだらけ...。
ここまで徹底しているとは...(笑)
駅周辺だけでなく、街中にもゆかりのオブジェなどが点在。
地元のタクシーも、コナン仕様。
近くには、「青山剛昌ふるさと館」という記念館がありますが、
またの機会に紹介したいと思います。
我々世代は、「コナン」と言えば、「未来少年コナン」だった
なぁ...(笑)
山陰本線/由良駅 2017.11.28.
- 2017/12/11(月) 22:00:00|
- 山陰本線
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「モノクロは写真の原点」とは、古くから言われていることですが、
長い写真の歴史の中で、モノクロだけの時代はどれ位あったので
しょうか。
おそらく気の遠くなるような長い時間を経て、今日のようなデジタル
時代を迎えたわけですが、同時にフィルムが持っていたトーンや、
ザラザラした粒状感などの「写真の味」は希薄になってきました。
写真と言えば、カラーが当たり前の現在、デジタルでモノクローム
を表現してみますが...。
立体感の表現にしても、蒸機現役時代に諸先輩方が撮影された作品を
見るにつけ、何かもの足りないものを感じます。
サンプルとした自分の原版が悪いのかもしれませんが...笑
山口線/宮野-仁保 2017.12.02.
- 2017/12/08(金) 22:00:00|
- 山口線
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新幹線の撮影はスピードとの戦い。
時速300kmは、秒速にすると83.3m。1/1000では8.3cm。
なんてことばかり考えながら撮影しているわけではないのですが...笑
山陽新幹線/新山口-厚狭 2017.12.02.
- 2017/12/05(火) 22:00:00|
- 山陽新幹線
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早朝より「サロンカーあさかぜ」を撮影した後は、山口線へ転戦。
山口線は、なんと3週間連続で来てしまいました。
SL狙いですが、今回はもう奥の方へは行かず、大山路で下りのみ。
待ち時間は、首都圏色のキハがコトコトとやってきます。
青空と赤い車両のコントラスト...。
これを撮るために、あちこちロケハンしてみてもいいですね。
山口線/宮野-仁保 2017.12.02.
- 2017/12/03(日) 22:00:00|
- 山口線
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往年彷彿なるか...?
かって、東京-博多・下関を結んでいた伝統のブルトレ「あさかぜ」廃止から、
はや12年。
思えば今から20年ほど前、1990年代はまだまだ山陽本線にもブルトレが数多く
走り、早朝から撮影に通ったものです。
本日、久々に「サロンカーなにわ」編成による「あさかぜ」が走り、しかも
牽引は原色PFということで、懐かしき幻影を求めて撮影にでかけました。
数年前「特別なトワイライト」を撮影した場所でしたが、予想通り撮影地は
大混雑...。どうにかポジションを確保し、通過を待ちます。
東側の山影が線路までのびていましたが、通過5分前にようやく日が当たり
ました。
昨年の「サロンカーあかつき」は、往年のHMそのものでしたが、今回は
「サロンカー」の文字入り...。まあ、ぜいたくは言えませんね。
バックショットも撮るつもりが...
振り返ると、撮影者の雛壇が形成され、あえなく断念(笑)
山陽本線/厚東-宇部 2017.12.02.
- 2017/12/02(土) 22:00:00|
- 山陽本線・和田岬線
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