昨年5月から、約10ヶ月にわたって運転された「特別なトワイライト
エクスプレス」も、この連休の山陰コースの運転をもって終了です。
昨日、撮影したサンタマの正面側俯瞰。
日本海から吹きつける風が冷たい中、山の上で4時間半も待って
ようやく撮れた1枚。風があったとは言っても、先月の津軽海峡
から吹く風に比べれば...(笑)
白波もたち、ほどよいアクセントとなりました。
天気がよく、しかも下りはこれが最後ということで、7時半に現着
しましたが、見上げると崖の上も、斜面にも三脚がズラリ立ち並び、
スペースがあるのか心配になってきます。
どうにかクルマの置き場所を確保したものの、おびただしいクルマが
道路をふさぎ、パトカーも出てきて整理される始末。
本来なら、定番以外の場所でゆっくりと撮影するところですが、
昨年は、足の骨折や肩を傷めたりで、山陰トワイはろくに撮影が
できていませんでしたので、すでにおさえてあるべきこの定番の
カットすらない状態でした...。
撮影後は、山を下り、国道191号線に戻り、梅ケ峠へ先回りする
つもりが、狭い道に撮影者のクルマがひしめき、玉江に出るのに
30分もかかってしまい、国道も渋滞し、追っかけはあえなく諦め
ざるを得ませんでした。
結局、本日21日は、会社の休日出勤と重なったため、個人的には
これがトワイライトのラストカットとなりました。
もし昨年怪我をしていなければ、伯備の重連のシーンも記録できて
いたはずですが、「ほどほどにしておけ」と言う天の声があったと
思うしかありません(笑)
それにしても、これで終わりとは、何とも切ないものです...。
山陰本線/玉江-三見 2016.3.20.
- 2016/03/21(月) 23:59:00|
- 山陰本線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
今回の渡道は、4日間の日程で、最終日は下りカシオペアを撮影後、
新千歳空港へ向かう予定でしたが、当日、2月29日は朝から大荒れ
の天気で、列車は大幅遅延、飛行機も欠航ということに...。
最終日前日夜は苫小牧駅前に宿をとりましたので、青森へ向かう
急行「はまなす」を撮影に、駅へと繰り出します。
定刻に入線してきました。
このブルーの車体も見納め。
工業都市らしく、製紙工場の煙突が見えます。
DD51が鈍く光っています。
時間となり、青森へ向けて出発して行きました。
奇しくも、本日3月20日は、札幌発上り「はまなす」の運転最終日。
苫小牧駅でも、同じような光景が展開されたことでしょう。
室蘭本線/苫小牧駅 2016.02.28.
- 2016/03/20(日) 23:59:00|
- 室蘭本線・千歳線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
苫小牧駅での闇鉄です。
赤熊に牽かれた3098レが轟音とともに、ホームを通過...。
行先は我が地元、福岡貨物ターミナル。この後、青函を越え、日本海
縦貫線、東海道、山陽本線経由で、長駆2,000km以上を走り、福岡へは
翌々日午前10時47分の到着です。
苫小牧駅は、今から40年前、函館から乗車した特急「おおぞら」で、
はじめて道内で降り立った思い出の駅。
この駅で普通列車に乗り換え、千歳まで行きましたが、当時住んで
いた大阪から丸1日かかった旅は、今でも幼き頃の強烈な思い出と
なっており、車窓から見た大沼と駒ヶ岳、右手に展開する噴火湾、
東室蘭付近の工場群などが印象に残っています。
室蘭本線/苫小牧駅 2016.02.28.
- 2016/03/19(土) 23:59:00|
- 室蘭本線・千歳線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
函館駅のはずれ、元青函連絡船第二桟橋に係留中の「摩周丸」。
中に入ってみると、普通座席や、
当時は縁がなかったグリーン席もそうですが、
何といっても、一番思い出深いのは、この席。
所要3時間50分の間、ここで何度横になっていたことか...。
当時のままかと思ったら、レプリカだと聞き、ちょっと残念。
船内は、すべて当時のまま観れるわけではなく、例えば車両
甲板や、機関室など非公開区画はネットワークカメラによる
観覧システムで...。
実物の部品や、模型のコーナー、
操舵室も。
船橋から函館山の稜線が見えます。
当時の乗組員の方々も、きっと同じ光景を眺めていたこと
でしょう...。
最後に、元乗組員だったという方の話も聞くことができました。
この摩周丸は、法的には「係留船」として扱われているため、
まだ「船籍」があるとのこと。
維持費がかなりかかるらしく、非公開区画も見てもらいたいのは
ヤマヤマだけど、そのためには消化設備等も整えなければならず
現状維持が精一杯とのこと...。
いずれ解体という運命は避けられないものの、思い出多きこの
船体、いつまでも保存できないものかと思いつつ、摩周丸を後に
しました。
そしていよいよこの春、新幹線が北の大地へ到達。
青函連絡船から青函トンネル、そして北海道新幹線開業という時代
の節目...。
何とも言い得ぬ感傷にひたったひと時でした。
函館桟橋 2016.02.28.
- 2016/03/17(木) 23:59:00|
- 博物館・展示会・イベントの部屋
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
その昔の青函連絡船と入れ替えのDE10の写真を掲載したことがあり
ましたが、
↓ ↓ ↓
学生時代の数度にわたる渡道で、車載客船・津軽丸型と呼ばれる7隻、
すなわち「津軽丸」「十和田丸」「八甲田丸」「摩周丸」「羊蹄丸」
「大雪丸」そして「松前丸」...すべて乗船しました。
貨車航送船・渡島丸型と呼ばれた船は、「石狩丸」と、「檜山丸」
のみ乗船しました。こちらは、当時便名から運用が推測でき、多客期
はこれらの船が穴場でした。
青函連絡船は、本州-北海道間の移動手段が鉄道が一般的だった時代
には、青森発着の「はつかり」「みちのく」「白鳥」といった昼行特急、
「はくつる」「ゆうづる」「日本海」「八甲田」「十和田」「津軽」
などの夜行列車、函館発着では、特急「おおぞら」「北斗」「北海」
「おおとり」、急行「宗谷」「ニセコ」「すずらん」などの優等列車は
すべて、青函連絡船との接続を考慮したダイヤを組んでいました。
青森と函館では深夜・早朝に発着する(1・2便)は、いつもかなり混雑し、
両駅では、下船と同時に、乗客がホームまで走る、いわゆる「函館(青森)
走り」が見られました。
早朝4時、カーブした函館駅のホームに、「おおぞら」「北海」「宗谷」が
並んでいたのが、つい昨日のことのように思えます...。
そして、先月28日、実に28年ぶりとなる青函連絡船との再会を果たして
きました。
当時の第二桟橋に、今も係留されている「摩周丸」。
「函館市青函連絡船摩周丸記念館」となっています。
可動橋も当時のまま。
イルカのマークや、
煙突のJNRマーク。
懐かしさがこみあげてきます。
入場料は、500円。さあ、中へ入ってみましょう。(つづく)
函館桟橋 2016.02.28.
- 2016/03/16(水) 23:59:00|
- 博物館・展示会・イベントの部屋
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
もう少し、北海道を続けます。
特急や貨物だけでなく、こちらも...。
北海道仕様、二重窓のキハ40。
寒さと戦いながら、日々地元の人たちを乗せて黙々と走っています。
古いものは国鉄時代末期の製造なので、車齢はかれこれ30年以上。
早晩、次世代車両への置き換えとなるのでしょうが、最後まで頑張って
欲しいものです。
函館本線/大沼-七飯 2016.02.27.
- 2016/03/15(火) 23:59:00|
- 函館本線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
九州でもお馴染み、EH500ですが、こちらは初期型。
黒いサングラスをかけているように見えるため、一部ファンの間では
「グラサン金太」とも呼ばれています。
まもなくこの区間での運用も終了しますが、果たして行く末は...?
江差線/渡島当別-釜谷 2016.02.28.
- 2016/03/14(月) 23:59:00|
- 津軽海峡線・江差線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
この組み合わせ、いつかは撮ってみたいと思っていました。
赤熊と駒ヶ岳、そして凍結した小沼...。
定番ですが、ここまで来たからには、1枚ぐらいはおさえたい。
これで青空なら言う事はありませんが、贅沢は言えません。
函館本線/大沼-七飯 2016.02.27.
- 2016/03/13(日) 23:59:00|
- 函館本線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
この日は、渡道2日目。
中国人だらけの函館山の夜景見物の後、函館駅前のビジネスホテル
へチェックインして、遅めの夕食をとり、函館駅へと繰り出します。
上野行きの上り「カシオペア」を撮影していったんホテルへ戻り、
休憩後、深夜再び函館駅へ。
青森からやってくる下り札幌行「はまなす」を待ちます。
ホームには、深夜にもかかわらず、多くのファンが集結。
やがて時間となり、ED79-7を先頭に、「はまなす」が入線。
車両の傷みが、厳しい環境を物語っています。
このテールサインも、
ホームの列車名票も、
行先幕も、すべて見納め...。
ここで編成の向きが変わり、牽引機も凸にバトンタッチ。
停車時間があるので、比較的ゆっくりと撮影できるかなと思って
いたものの....
寒さも忘れ撮影していると、あっと言う間の40分でした。
定刻深夜1時23分、多くのファンに見送られ札幌へと旅立って
いきました。
函館本線/函館駅 2016.02.27.
- 2016/03/12(土) 23:59:00|
- 函館本線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
特急「スーパー白鳥」も、運転最終日まで残り10日。
前身である大阪-青森間を走った「白鳥」時代から続いた伝統の
愛称も、また途切れることになりますが、個人的には新幹線が
札幌まで延伸開業する際に、ぜひ復活させて欲しい愛称です。
江差線/渡島当別-釜谷 2016.02.28.
- 2016/03/11(金) 23:59:00|
- 津軽海峡線・江差線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
前のページ 次のページ