fc2ブログ

サロンカー西海の鉄道写真ALBUM

40年以上にわたり撮り続けてきた鉄道写真を線区別にランダムに紹介しています。

【トワイライト・エピローグ】 山陰本線/玉江-三見 2016.3.20.

昨年5月から、約10ヶ月にわたって運転された「特別なトワイライト
エクスプレス」も、この連休の山陰コースの運転をもって終了です。

昨日、撮影したサンタマの正面側俯瞰。

イメージ 1


日本海から吹きつける風が冷たい中、山の上で4時間半も待って
ようやく撮れた1枚。風があったとは言っても、先月の津軽海峡
から吹く風に比べれば...(笑)

白波もたち、ほどよいアクセントとなりました。

天気がよく、しかも下りはこれが最後ということで、7時半に現着
しましたが、見上げると崖の上も、斜面にも三脚がズラリ立ち並び、
スペースがあるのか心配になってきます。

どうにかクルマの置き場所を確保したものの、おびただしいクルマが
道路をふさぎ、パトカーも出てきて整理される始末。

本来なら、定番以外の場所でゆっくりと撮影するところですが、
昨年は、足の骨折や肩を傷めたりで、山陰トワイはろくに撮影が
できていませんでしたので、すでにおさえてあるべきこの定番の
カットすらない状態でした...。

撮影後は、山を下り、国道191号線に戻り、梅ケ峠へ先回りする
つもりが、狭い道に撮影者のクルマがひしめき、玉江に出るのに
30分もかかってしまい、国道も渋滞し、追っかけはあえなく諦め
ざるを得ませんでした。

結局、本日21日は、会社の休日出勤と重なったため、個人的には
これがトワイライトのラストカットとなりました。

もし昨年怪我をしていなければ、伯備の重連のシーンも記録できて
いたはずですが、「ほどほどにしておけ」と言う天の声があったと
思うしかありません(笑)

それにしても、これで終わりとは、何とも切ないものです...。

山陰本線/玉江-三見 2016.3.20.


  1. 2016/03/21(月) 23:59:00|
  2. 山陰本線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【はまなすを見送ってvol.2】 室蘭本線/苫小牧駅 2016.02.28.

今回の渡道は、4日間の日程で、最終日は下りカシオペアを撮影後、
新千歳空港へ向かう予定でしたが、当日、2月29日は朝から大荒れ
の天気で、列車は大幅遅延、飛行機も欠航ということに...。

最終日前日夜は苫小牧駅前に宿をとりましたので、青森へ向かう
急行「はまなす」を撮影に、駅へと繰り出します。

イメージ 1


定刻に入線してきました。

イメージ 2


このブルーの車体も見納め。

イメージ 3


工業都市らしく、製紙工場の煙突が見えます。
DD51が鈍く光っています。

イメージ 4


時間となり、青森へ向けて出発して行きました。

イメージ 5


奇しくも、本日3月20日は、札幌発上り「はまなす」の運転最終日。
苫小牧駅でも、同じような光景が展開されたことでしょう。

室蘭本線/苫小牧駅 2016.02.28.


  1. 2016/03/20(日) 23:59:00|
  2. 室蘭本線・千歳線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【夜駆け赤熊】 室蘭本線/苫小牧駅 2016.02.28.

苫小牧駅での闇鉄です。

赤熊に牽かれた3098レが轟音とともに、ホームを通過...。

イメージ 1


行先は我が地元、福岡貨物ターミナル。この後、青函を越え、日本海
縦貫線、東海道、山陽本線経由で、長駆2,000km以上を走り、福岡へは
翌々日午前10時47分の到着です。

苫小牧駅は、今から40年前、函館から乗車した特急「おおぞら」で、
はじめて道内で降り立った思い出の駅。

この駅で普通列車に乗り換え、千歳まで行きましたが、当時住んで
いた大阪から丸1日かかった旅は、今でも幼き頃の強烈な思い出と
なっており、車窓から見た大沼と駒ヶ岳、右手に展開する噴火湾、
東室蘭付近の工場群などが印象に残っています。



室蘭本線/苫小牧駅 2016.02.28.
  1. 2016/03/19(土) 23:59:00|
  2. 室蘭本線・千歳線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【回想・青函連絡船②】 函館桟橋 2016.02.28.

函館駅のはずれ、元青函連絡船第二桟橋に係留中の「摩周丸」。

中に入ってみると、普通座席や、

イメージ 1


当時は縁がなかったグリーン席もそうですが、

イメージ 2


何といっても、一番思い出深いのは、この席。

イメージ 3


所要3時間50分の間、ここで何度横になっていたことか...。

当時のままかと思ったら、レプリカだと聞き、ちょっと残念。

船内は、すべて当時のまま観れるわけではなく、例えば車両
甲板や、機関室など非公開区画はネットワークカメラによる
観覧システムで...。

イメージ 4


実物の部品や、模型のコーナー、

イメージ 5


操舵室も。

イメージ 6


船橋から函館山の稜線が見えます。

イメージ 7


当時の乗組員の方々も、きっと同じ光景を眺めていたこと
でしょう...。

最後に、元乗組員だったという方の話も聞くことができました。

この摩周丸は、法的には「係留船」として扱われているため、
まだ「船籍」があるとのこと。

維持費がかなりかかるらしく、非公開区画も見てもらいたいのは
ヤマヤマだけど、そのためには消化設備等も整えなければならず
現状維持が精一杯とのこと...。

いずれ解体という運命は避けられないものの、思い出多きこの
船体、いつまでも保存できないものかと思いつつ、摩周丸を後に
しました。

イメージ 8


そしていよいよこの春、新幹線が北の大地へ到達。

イメージ 9


青函連絡船から青函トンネル、そして北海道新幹線開業という時代
の節目...。

何とも言い得ぬ感傷にひたったひと時でした。

函館桟橋 2016.02.28.


  1. 2016/03/17(木) 23:59:00|
  2. 博物館・展示会・イベントの部屋
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【回想・青函連絡船①】 函館桟橋 2016.02.28.

その昔の青函連絡船と入れ替えのDE10の写真を掲載したことがあり
ましたが、

  ↓ ↓ ↓


学生時代の数度にわたる渡道で、車載客船・津軽丸型と呼ばれる7隻、
すなわち「津軽丸」「十和田丸」「八甲田丸」「摩周丸」「羊蹄丸」
「大雪丸」そして「松前丸」...すべて乗船しました。

貨車航送船・渡島丸型と呼ばれた船は、「石狩丸」と、「檜山丸」
のみ乗船しました。こちらは、当時便名から運用が推測でき、多客期
はこれらの船が穴場でした。

青函連絡船は、本州-北海道間の移動手段が鉄道が一般的だった時代
には、青森発着の「はつかり」「みちのく」「白鳥」といった昼行特急、
「はくつる」「ゆうづる」「日本海」「八甲田」「十和田」「津軽」
などの夜行列車、函館発着では、特急「おおぞら」「北斗」「北海」
「おおとり」、急行「宗谷」「ニセコ」「すずらん」などの優等列車は
すべて、青函連絡船との接続を考慮したダイヤを組んでいました。

青森と函館では深夜・早朝に発着する(1・2便)は、いつもかなり混雑し、
両駅では、下船と同時に、乗客がホームまで走る、いわゆる「函館(青森)
走り」が見られました。

早朝4時、カーブした函館駅のホームに、「おおぞら」「北海」「宗谷」が
並んでいたのが、つい昨日のことのように思えます...。

そして、先月28日、実に28年ぶりとなる青函連絡船との再会を果たして
きました。

当時の第二桟橋に、今も係留されている「摩周丸」。

「函館市青函連絡船摩周丸記念館」となっています。

イメージ 1


イメージ 2


イメージ 3


可動橋も当時のまま。

イメージ 4


イルカのマークや、

イメージ 5


煙突のJNRマーク。

イメージ 6


懐かしさがこみあげてきます。

入場料は、500円。さあ、中へ入ってみましょう。(つづく)

函館桟橋 2016.02.28.


  1. 2016/03/16(水) 23:59:00|
  2. 博物館・展示会・イベントの部屋
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【地元の名士】 函館本線/大沼-七飯 2016.02.27.

もう少し、北海道を続けます。

特急や貨物だけでなく、こちらも...。

イメージ 1


北海道仕様、二重窓のキハ40。

寒さと戦いながら、日々地元の人たちを乗せて黙々と走っています。
古いものは国鉄時代末期の製造なので、車齢はかれこれ30年以上。

早晩、次世代車両への置き換えとなるのでしょうが、最後まで頑張って
欲しいものです。

函館本線/大沼-七飯 2016.02.27.


  1. 2016/03/15(火) 23:59:00|
  2. 函館本線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【グラサン金太が行く!】 江差線/渡島当別-釜谷 2016.02.28.

九州でもお馴染み、EH500ですが、こちらは初期型。

イメージ 1


黒いサングラスをかけているように見えるため、一部ファンの間では
「グラサン金太」とも呼ばれています。

まもなくこの区間での運用も終了しますが、果たして行く末は...?

江差線/渡島当別-釜谷 2016.02.28.


  1. 2016/03/14(月) 23:59:00|
  2. 津軽海峡線・江差線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【駒ヶ岳と赤熊】 函館本線/大沼-七飯 2016.02.27.

この組み合わせ、いつかは撮ってみたいと思っていました。

イメージ 1


赤熊と駒ヶ岳、そして凍結した小沼...。

定番ですが、ここまで来たからには、1枚ぐらいはおさえたい。
これで青空なら言う事はありませんが、贅沢は言えません。

函館本線/大沼-七飯 2016.02.27.


  1. 2016/03/13(日) 23:59:00|
  2. 函館本線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【急行「はまなす」を見送って】 函館本線/函館駅 2016.02.27.

この日は、渡道2日目。

中国人だらけの函館山の夜景見物の後、函館駅前のビジネスホテル
へチェックインして、遅めの夕食をとり、函館駅へと繰り出します。

上野行きの上り「カシオペア」を撮影していったんホテルへ戻り、
休憩後、深夜再び函館駅へ。

青森からやってくる下り札幌行「はまなす」を待ちます。

イメージ 1


ホームには、深夜にもかかわらず、多くのファンが集結。

イメージ 2


やがて時間となり、ED79-7を先頭に、「はまなす」が入線。

イメージ 3


イメージ 4


車両の傷みが、厳しい環境を物語っています。

イメージ 5


このテールサインも、

イメージ 6


ホームの列車名票も、

イメージ 7


行先幕も、すべて見納め...。

イメージ 8


ここで編成の向きが変わり、牽引機も凸にバトンタッチ。

イメージ 9


停車時間があるので、比較的ゆっくりと撮影できるかなと思って
いたものの....

イメージ 10


寒さも忘れ撮影していると、あっと言う間の40分でした。

イメージ 11


イメージ 12


イメージ 13


定刻深夜1時23分、多くのファンに見送られ札幌へと旅立って
いきました。

函館本線/函館駅 2016.02.27.


  1. 2016/03/12(土) 23:59:00|
  2. 函館本線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

【バトンタッチ】 江差線/渡島当別-釜谷 2016.02.28.

特急「スーパー白鳥」も、運転最終日まで残り10日。

イメージ 1


前身である大阪-青森間を走った「白鳥」時代から続いた伝統の
愛称も、また途切れることになりますが、個人的には新幹線が
札幌まで延伸開業する際に、ぜひ復活させて欲しい愛称です。

江差線/渡島当別-釜谷 2016.02.28.


  1. 2016/03/11(金) 23:59:00|
  2. 津軽海峡線・江差線
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
前のページ 次のページ

プロフィール

サロンカー西海

Author:サロンカー西海
大阪在住。長崎県生まれ50すぎの親父です。
過去記事でもお気軽にコメントいただけますと嬉しいです。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

ごあいさつ (15)
お知らせ (2)
宗谷本線・石北本線 (26)
函館本線 (26)
室蘭本線・千歳線 (30)
津軽海峡線・江差線 (6)
北海道各線(廃線) (8)
東北本線 (64)
奥羽本線 (6)
常磐線 (29)
釜石線・丸森線(阿武隈急行) (2)
磐越西線・只見線 (24)
東海道本線 (171)
中央本線 (13)
総武本線・京葉線 (30)
上越線・高崎線 (9)
京浜東北線・鶴見線・首都圏貨物線 (11)
山手線・埼京線 (9)
武蔵野線・南武線 (21)
横須賀線・伊東線 (3)
信越本線・北越急行 (12)
高山本線 (8)
大糸線・飯田線 (5)
北陸本線 (77)
湖西線 (36)
関西本線 (8)
草津線・名松線 (1)
奈良線・片町線 (10)
大阪環状線・桜島線・おおさか東線 (16)
北方貨物線・梅田貨物線 (7)
紀勢本線 (28)
阪和線 (7)
山陽本線・和田岬線 (100)
山陰本線 (120)
福知山線 (44)
播但線 (15)
伯備線・木次線 (6)
因美線・宇野線 (6)
呉線・可部線・宇部線 (5)
山口線 (66)
美祢線 (18)
予讃線・内子線・牟岐線 (23)
土讃線・予土線・土佐くろしお鉄道 (13)
鹿児島本線(肥薩おれんじ鉄道) (279)
香椎線・篠栗線 (11)
筑豊本線 (27)
日田彦山線・後藤寺線 (26)
筑肥線・唐津線 (10)
長崎本線 (92)
佐世保線 (22)
大村線 (35)
松浦線(松浦鉄道) (5)
日豊本線 (71)
久大本線 (82)
宮原線(廃線) (2)
豊肥本線 (20)
三角線・高森線(南阿蘇鉄道) (7)
肥薩線・指宿枕崎線 (18)
東海道新幹線 (6)
山陽新幹線 (16)
九州新幹線 (11)
東京メトロ・都営地下鉄 (2)
大井川鐵道 (1)
名古屋鉄道・樽見鉄道 (3)
京都市電・加悦鉄道(廃線) (2)
大阪メトロ・北大阪急行 (3)
阪急電鉄 (10)
阪神電鉄 (6)
京阪電鉄 (17)
近畿日本鉄道 (9)
南海電鉄 (6)
広島電鉄 (1)
一畑電車 (3)
水島臨海鉄道・高松琴平電鉄 (7)
西日本鉄道 (61)
福岡市地下鉄 (1)
長崎電軌・鹿児島市交 (2)
甘木鉄道・平成筑豊鉄道・筑豊電鉄 (23)
鉄道写真談義&回顧録の部屋 (88)
鉄道写真 参考書籍 (19)
撮影機材&自動車の部屋 (12)
乗り鉄の部屋 (14)
飛行機・船・バスの部屋 (45)
風景写真の部屋 (3)
音楽の部屋 (4)
博物館・展示会・イベントの部屋 (9)
海外旅行の部屋 (12)
スポーツの部屋 (1)
癒しの部屋 (1)
本棚から (2)
TOP (0)
雑談 (1)

訪問いただいた皆様

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR