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サロンカー西海の鉄道写真ALBUM

40年以上にわたり撮り続けてきた鉄道写真を線区別にランダムに紹介しています。

【浅虫温泉俯瞰・ED75+ゆうづる】 東北本線/浅虫-野内(当時)1985.02.25.

「ゆうづる」というネーミング、実に東北を走る寝台特急にふさわしい愛称だったと思います。

撮影は、1985年2月です。東北新幹線上野開業直前の時期で、この頃はまだ5往復位走っていたかと
思います。

首都圏から北海道への旅客は、この時期既にシェアの90%以上が航空機にシフトしていたと思われ
ますが、まだ列車と青函連絡船での乗り継ぎで札幌を目指す需要もあったのでしょう。

ここへは、急行「八甲田」で青森到着後、普通列車で折り返し、野内駅で下車、山の中腹から雪に
埋まりながら撮影しました。若かりし頃だからできた芸当です。

イメージ 1


最盛期は、7往復を誇った「ゆうづる」も、時代の流れには勝つことができず、臨時列車として生き
残りながらも、1994年12月の改正で羽ばたいてしまいました。

東北本線(現青い森鉄道) 浅虫(現浅虫温泉)-野内 1985.02.25.

  1. 2012/11/20(火) 23:32:31|
  2. 東北本線
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【EF58-61・リバイバルつばめ】 東海道本線/京都駅 1982.07.25.

昨今のリバイバル列車の走りとなった頃の画像です。撮影は、1982年7月。

この前年、東京-大阪間を白昼特急「つばめ」として1往復の復活運転を実施した国鉄は、あまりの
大盛況に気をよくして、この年も、往路は「はと」、復路は「つばめ」として、運転を行いました。

先頭に立つのは、栄光のロイヤルエンジン、EF58-61。当時の憧れでした。

夏休みに入ってすぐの土・日だったため、往路の「はと」は、能登川-安土あたりで撮影の予定で
したが、雨のため断念。

そして、復路の「つばめ」です。

こちらは、近場で何度も通って勝手が知れていた、高槻-山崎(当時)の桧尾川踏切か、梶原カーブ
あらりで狙おうと考えておりました。

が、またしても当日は朝から大粒の雨!

と、なると思い浮かんだのは「駅撮り」。屋根があるところから望遠で狙えば雨に濡れずに撮影できる
だろうと、京都駅へ。

始発の大阪駅でなく、京都駅を選んだのは、大阪駅だと停車中のところしか撮れないし、京都駅なら
ホームに進入してくるところを狙えるだろうと考えたからでした。

さて、実際到着予定の1時間以上前に京都駅へ着いてみると、ホーム上はおびただしいファンでごった返し、
まさに「激パ」(当時はこんな言葉ありませんでしたね)甘かったです...。

いい場所は既に押さえられており、中途半端な場所から、背伸びして不自然な格好で撮影するしかない
状況の中、やっとの思いで撮影した1枚です。背後には、山陰本線の気動車が見えます。

イメージ 1


構図も中途半端な写真ですが、とにかく苦労して撮った思い出が詰まった1枚です。

なお、国鉄はこの後、「平和」「うずしお」などのリバイバル運転も行いました。

東海道本線 京都駅 1982.07.25.

  1. 2012/11/19(月) 23:10:25|
  2. 東海道本線
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【ゆふ・キハ185系】 久大本線/夜明-筑後大石 2012.10.28.

いやー、参りました。

水曜の夜から、胃がムカムカしだし、ほどなくして悪寒、吐き気、腹痛、下痢に襲われ
たまらず翌日病院へ行ってみると、「ウィルス性胃腸炎」!

この時は、1時間の点滴をして、薬をもらって帰ったものの、症状は回復どころか、悪化
の一途。

食べた物は、アメ玉まで吐き出す始末で、戻して下してとにかく大変な思いをしました。
到底、会社も出れる状態ではなく、木・金は休み、土・日も丸々布団の中でもがき苦しんで
おりました。

布団の中でも、少しでも楽な姿勢で寝がえりをしようとするのですが、そのたびに腹痛が走り、
あまりの苦しさに、思わず「死にそう!」と漏らすと、カミさんに、「こんなので死んでたら
日本の人口、今頃半分ぐらいに減ってるわぁ!」と笑われる始末。ごもっともでございます。

日曜のこの時間になって、少し状態が良くなってきたので、ようやくPCに向かってみますが、
まだ本調子ではありません。

この病気、これからの季節流行ってくるようです。

皆様も、どうか、「うがい」、「手洗い」、人ごみに出る際は「マスクの着用」などで予防に
努められて下さい。

イメージ 1


早く、撮影に出たいです!

久大本線 夜明-筑後大石 2012.10.28.

  1. 2012/11/18(日) 17:29:58|
  2. 久大本線
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【オメガループと鉄橋】 釜石線/陸中大橋-上有住 1985.02.24.

この2、3日で、急に寒くなってきました。秋を通りこし、一足早く冬場の写真を
UPしてみます。

釜石線は、陸中大橋付近で大きくカーブを描く「オメガループ」となっています。

撮影したのは、1985年の2月でしたが、東北ワイド周遊を使って、撮影&乗りつぶしの
最中に立ち寄りました。

花巻方面からやってくる下り列車は、上有住を過ぎると長いトンネルに入り、右手に
これから進む線路を見ながらカーブした勾配を下っていきます。地図を見ると、その
線形の様子がよくわかります。

イメージ 1


この写真は、逆に陸中大橋を出た上り急行「陸中」が、山の中腹の鉄橋を渡るシーン
です。仰ぎ見ながらの撮影となりました。

イメージ 2


付近には、鉱山があり、おそらく昭和初期に建てられたと思われる従業員の社宅と思しき
建物がありました。このような風景は、最近ではほとんど見ることもなくなりました。

当分、過去のものが続きますが、手持ちのネタは出し尽くす所存ですので、気長にお付き
合い下さい。

釜石線 陸中大橋-上有住 1985.02.24.

  1. 2012/11/14(水) 22:44:39|
  2. 釜石線・丸森線(阿武隈急行)
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【秋を行く・キハ181系】 山陰本線/東浜-居組 1993.09.

過去ネタが続きます。

屋根に特徴のあるキハ181系ですが、このように逆光で撮ることにハマっていた時期が
ありました。

イメージ 1


撮影はまだ残暑の9月でしたが、出来上がった写真は、あたかも晩秋に撮影をしたかの
ような雰囲気でした。

山陰路、走る列車は変わっても、沿線の情緒だけは昔のままであって欲しいと願わず
にはおれません。

山陰本線 東浜-居組 1993.09.

  1. 2012/11/13(火) 23:22:43|
  2. 山陰本線
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【保津峡俯瞰・DD51+旧客】 山陰本線(旧線)/保津峡-馬堀 1981.11.08.

もう11月も半ばとなりました。

各地で紅葉が見頃を迎えているようです。

もう30年以上も前に撮影したものとなりますが、ここ保津峡の紅葉も見事な美しさでした。

DD51が、旧型客車を連ねて渓谷を行きます。

イメージ 1


全編成が入りきれておりませんが、この頃の旧型客車による列車はこれ位の長さが普通でした。

撮るだけでなく、乗りに行くのも結構楽しく、ガラガラの車内は絶好の遊び場!

用もないのに、福知山あたりまで当時の鉄友達(悪友?)とよく乗りに行ったものです。

山陰本線(旧線) 保津峡-馬堀 1981.11.08.

  1. 2012/11/12(月) 23:29:22|
  2. 山陰本線
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【豆畑を行くAR304】 甘木鉄道/松崎-今隈 2012.11.11.

イメージ 1

所用ついでのアルバイト撮影です。

甘木鉄道、前身は、国鉄甘木線で、1986年(昭和61年)4月に継承・開業した第三セクター
鉄道です。

国鉄時代、1984年8月に乗って以来でしたが、その当時の時刻表を見ると、列車本数はかなり
少なく、朝と夕方~夜だけで、昼間は全く走っていなかったという有様です。

まあ、走らせれば走らせるほど赤字が拡大するから、という理由だったからかも知れませんが
利用者にとっては本数が少なく不便だから乗らない、乗らないから赤字という悪循環だったのは
間違いありません。

転換後は、増便や、小郡駅の移転で西鉄との接続改善などの施策が効を成し、福岡都市圏に近い
という環境もあって、全国の三セクの中でも比較的経営状態は良好とのことです。しかし、少子
高齢化などの今後の動向は予断を許さないものがあるのもまた現実です。

さて、撮影ポイントですが、大原信号所付近、宝満川や小石原川の鉄橋などの他、沿線は開けた
ところもあり、探せばいろいろとありそうです。

今回は、たまたま通りすがりで今隈駅近くの立ち寄りでしたが、豆畑の前を、レールバスがコトコト
と通過していきました。

機会があれば、キハ20国鉄色もどきのAR303も狙ってみたいと思います。

甘木鉄道 松崎-今隈 2012.11.11.

  1. 2012/11/11(日) 21:08:12|
  2. 甘木鉄道・平成筑豊鉄道・筑豊電鉄
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【回想・普通列車出雲市行・山陰号】 山陰本線/京都駅 1985.03.12.

京都駅の西端にあった非電化時代の山陰1・2番線は、ディーゼル特急「あさしお」や、DD51が
牽引する旧型客車で編成された普通列車が発着していたせいもあり、他の東海道線などのホーム
とは違った独特の雰囲気がありました。

かって、ここ京都駅から、夜の山陰本線を出雲市まで走っていた夜行の普通列車、「山陰」を紹介
します。

イメージ 1


普通列車ながら、B寝台(10系)を1両連結した列車でしたが、マルスで寝台券をとる際に列車名
があると好都合なため、「山陰」という愛称が与えられていました。この愛称は、列車のためと
いうより、寝台車のためにあったようなものです。同じ頃、紀勢本線では、「はやたま」、長崎本線
では「ながさき」が走っていました。

イメージ 2


この列車、何度か乗車していますが、残念ながら寝台車には乗車していません。この時は座席車
は旧型客車から置き換えられた12系でした。

イメージ 3


福知山あたりまでの通勤客も乗ってくるので京都を出る時は、いつも満席で、立っている人も
いましたが、それより先は、4人掛けに2人ほどの乗車率だったように記憶しています。普通列車
でありながら、通過駅があることや、寝台券は車内でも発売している旨の車掌さんの案内放送
も懐かしく思い出されます。

イメージ 4


餘部鉄橋での早朝からの撮影には、とても便利でした。未明の香住駅で下車し、始発で餘部入り
したのも、今となっては思い出です。

撮影は、運転最終日前日の1985年3月12日。今と違って、撮影者もそれほどいませんでした。

山陰本線 京都駅 1985.03.12.

  1. 2012/11/10(土) 19:43:53|
  2. 山陰本線
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【さくら・佐世保編成の機まわし】 佐世保線/早岐駅 1984.08.

佐世保線を下ってきた列車は、末端区間の早岐-佐世保間で、進行方向が変わり逆編成
となりますので、ここ早岐駅は佐世保まで行く全列車が停車します。

これが、当線のスピードアップの妨げとなっていますが、戦前から短縮線を建設しよう
とする動きはあったものの、海軍が反対したとかでウヤムヤになっています。もうこの話
はたち消えとなってしまったのでしょうか。

さて、はるばる東京からやってきた、寝台特急「さくら」も、この早岐駅で、機関車の付け
替え作業が行われていました。いわゆる「機回し」です。

先頭から、誘導員とともに、中線をED76が徐行していきます。

イメージ 1


ヘッドマークは、取り付けの手間を省くためか、両側とも付いていました。

イメージ 2


ジャンパー線を確認。

イメージ 3


さあ、終着駅佐世保まであと、8.9km!

イメージ 4


現在は、客車列車自体が走っていませんので、残念ながらこのような光景を見ることは
できません。

いまだに、早岐客貨車区(門ハイ)があった頃の写真を眺めては、当時を懐かしんで
おります。(HNの通り、実家が佐世保ですので...笑)

佐世保線 早岐駅 1984.08.

  1. 2012/11/09(金) 22:13:47|
  2. 佐世保線
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【ひばり・485系ボンネット】 東北本線/豊原-白坂 1982.07.28.

イメージ 1

この時期、既に東北新幹線が大宮-盛岡間が暫定開業していましたが、上野-大宮間が
まだ完成しておらず、この「ひばり」をはじめ、「はつかり」「つばさ」「あいづ」などの東北特急
をまだ見ることができました。

さらに、この3年ほど前には、中学生の身分で大阪から1人で東京駅や上野駅に「駅撮り」
に出かけ、大量に特急の写真を撮っておりましたが、今見返してみると、構図やアングル
も何もなく、とにかく写っていればいい、といったレベルのものです(笑)。

当時は、この場所で問題なく撮影ができましたが、鉄道用地内であり、今はもう立ち入り
できないかも知れません。

東北本線 豊原-白坂 1982.07.28.

  1. 2012/11/08(木) 23:25:11|
  2. 東北本線
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大阪在住。長崎県生まれ50すぎの親父です。
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