小学生の頃、関西在住でしたが、休みの日には、大阪駅や京都駅に
特急の写真を撮りに行ったりしていました。
「天王寺に行けば、こだま型の『くろしお』がおるで!」
クラスの鉄道好きな悪友にそそのかされて、噂の「こだま型」の
「くろしお」を一目見ようと、天王寺駅へ...。
ところが、駅で見れたのは、キハ82の「くろしお」。
「FUJICOLOR∞75」とあるので、1975年の撮影です。
小学生だから、アングルも何もなく、写っていればOKという時代(笑)
結局、何時間か駅で粘るも、「こだま型」はやってこず、撮影する
ことはできませんでした。
その「こだま型」の「くろしお」とは...?
もちろん、その当時の紀勢本線は非電化なので、電車特急ではあり
ません。
当時、実物を見ることはできず、中学生になった頃、弁天町にあった
交通科学館ではじめて静態保存されていたキハ81と対面。
「確かに『こだま型』みたいにボンネットタイプだけど、ちょっと
雰囲気が違うよな」
と、その時はそれで終わってました。
そして時は流れ、2017年4月、京都鉄道博物館で、久々の対面。
時を経て、改めて見る機会が巡ってくるとは、思いもしませんでした。
まさに、感無量。長生きはするものですね(笑)
京都鉄道博物館 2017.04.25.
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- 2017/10/04(水) 23:59:00|
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大分県日田市の国道212号線バイパス沿いにある「日田天領水の里
元気の駅」の敷地そばにブルトレ「富士」が静態保存されています。
2009(平成21)年3月まで活躍していた、ED76-91+オロネ15-3005+
スハネフ15-5。
2010年に、ここに設置されたのは知っていましたが、その存在を失念
しており、昨日たまたま所用の帰りに目につき、立ち寄ったものです。
個室寝台もいいのですが、個人的にはやはりニ段ハネの方が懐かしく、
しばし遠き思い出にひたります。
今にも「ハイケンスのセレナーデ」のチャイム音が聞こえてきそう
でした。
大分県日田市/日田天領の里・元気の駅 2016.10.10.
- 2016/10/11(火) 23:59:00|
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函館駅のはずれ、元青函連絡船第二桟橋に係留中の「摩周丸」。
中に入ってみると、普通座席や、
当時は縁がなかったグリーン席もそうですが、
何といっても、一番思い出深いのは、この席。
所要3時間50分の間、ここで何度横になっていたことか...。
当時のままかと思ったら、レプリカだと聞き、ちょっと残念。
船内は、すべて当時のまま観れるわけではなく、例えば車両
甲板や、機関室など非公開区画はネットワークカメラによる
観覧システムで...。
実物の部品や、模型のコーナー、
操舵室も。
船橋から函館山の稜線が見えます。
当時の乗組員の方々も、きっと同じ光景を眺めていたこと
でしょう...。
最後に、元乗組員だったという方の話も聞くことができました。
この摩周丸は、法的には「係留船」として扱われているため、
まだ「船籍」があるとのこと。
維持費がかなりかかるらしく、非公開区画も見てもらいたいのは
ヤマヤマだけど、そのためには消化設備等も整えなければならず
現状維持が精一杯とのこと...。
いずれ解体という運命は避けられないものの、思い出多きこの
船体、いつまでも保存できないものかと思いつつ、摩周丸を後に
しました。
そしていよいよこの春、新幹線が北の大地へ到達。
青函連絡船から青函トンネル、そして北海道新幹線開業という時代
の節目...。
何とも言い得ぬ感傷にひたったひと時でした。
函館桟橋 2016.02.28.
- 2016/03/17(木) 23:59:00|
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その昔の青函連絡船と入れ替えのDE10の写真を掲載したことがあり
ましたが、
↓ ↓ ↓
学生時代の数度にわたる渡道で、車載客船・津軽丸型と呼ばれる7隻、
すなわち「津軽丸」「十和田丸」「八甲田丸」「摩周丸」「羊蹄丸」
「大雪丸」そして「松前丸」...すべて乗船しました。
貨車航送船・渡島丸型と呼ばれた船は、「石狩丸」と、「檜山丸」
のみ乗船しました。こちらは、当時便名から運用が推測でき、多客期
はこれらの船が穴場でした。
青函連絡船は、本州-北海道間の移動手段が鉄道が一般的だった時代
には、青森発着の「はつかり」「みちのく」「白鳥」といった昼行特急、
「はくつる」「ゆうづる」「日本海」「八甲田」「十和田」「津軽」
などの夜行列車、函館発着では、特急「おおぞら」「北斗」「北海」
「おおとり」、急行「宗谷」「ニセコ」「すずらん」などの優等列車は
すべて、青函連絡船との接続を考慮したダイヤを組んでいました。
青森と函館では深夜・早朝に発着する(1・2便)は、いつもかなり混雑し、
両駅では、下船と同時に、乗客がホームまで走る、いわゆる「函館(青森)
走り」が見られました。
早朝4時、カーブした函館駅のホームに、「おおぞら」「北海」「宗谷」が
並んでいたのが、つい昨日のことのように思えます...。
そして、先月28日、実に28年ぶりとなる青函連絡船との再会を果たして
きました。
当時の第二桟橋に、今も係留されている「摩周丸」。
「函館市青函連絡船摩周丸記念館」となっています。
可動橋も当時のまま。
イルカのマークや、
煙突のJNRマーク。
懐かしさがこみあげてきます。
入場料は、500円。さあ、中へ入ってみましょう。(つづく)
函館桟橋 2016.02.28.
- 2016/03/16(水) 23:59:00|
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1月11日(月・祝)まで、大丸福岡天神店で開催されている
「ニューイヤー『鉄道』フェスティバル」に行ってきました。
目玉は、福岡を中心とした九州の鉄道模型の展示。
Nゲージ、HOゲージ、Oゲージ、さらに大きなGゲージ、ライブ
スチームまで数百両の車両が。
プラレールも...。子供が小さい頃を思い出します。
写真展は、九州のファンなら知らない人はいない宇都宮照信氏
によるもの。
宇都宮氏が、日本食堂のコックさんだったのは有名な話です。
物販コーナー。つい欲しくなる鉄道部品...。
「有明」のHM(実物大レプリカ)は、25万。こんなのを
買って帰ったら、ウチで何を言われるかわかりません(笑)
ので、特急のサボで我慢。
鉄道福袋もありました。
午後のひととき、ちょっとした気分転換になりました。
- 2016/01/09(土) 23:59:00|
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