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サロンカー西海の鉄道写真ALBUM

40年以上にわたり撮り続けてきた鉄道写真を線区別にランダムに紹介しています。

【ブルドッグとの邂逅】 京都鉄道博物館 2017.04.25.

小学生の頃、関西在住でしたが、休みの日には、大阪駅や京都駅に
特急の写真を撮りに行ったりしていました。

「天王寺に行けば、こだま型の『くろしお』がおるで!」

クラスの鉄道好きな悪友にそそのかされて、噂の「こだま型」の
「くろしお」を一目見ようと、天王寺駅へ...。

ところが、駅で見れたのは、キハ82の「くろしお」。

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「FUJICOLOR∞75」とあるので、1975年の撮影です。
小学生だから、アングルも何もなく、写っていればOKという時代(笑)

結局、何時間か駅で粘るも、「こだま型」はやってこず、撮影する
ことはできませんでした。

その「こだま型」の「くろしお」とは...?

もちろん、その当時の紀勢本線は非電化なので、電車特急ではあり
ません。

当時、実物を見ることはできず、中学生になった頃、弁天町にあった
交通科学館ではじめて静態保存されていたキハ81と対面。

「確かに『こだま型』みたいにボンネットタイプだけど、ちょっと
雰囲気が違うよな」

と、その時はそれで終わってました。

そして時は流れ、2017年4月、京都鉄道博物館で、久々の対面。
 
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時を経て、改めて見る機会が巡ってくるとは、思いもしませんでした。
まさに、感無量。長生きはするものですね(笑)

京都鉄道博物館 2017.04.25.

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  1. 2017/10/04(水) 23:59:00|
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【静態保存された「富士」】 大分県日田市/日田天領の里・元気の駅

大分県日田市の国道212号線バイパス沿いにある「日田天領水の里 
元気の駅」の敷地そばにブルトレ「富士」が静態保存されています。

2009(平成21)年3月まで活躍していた、ED76-91+オロネ15-3005+
スハネフ15-5。

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2010年に、ここに設置されたのは知っていましたが、その存在を失念
しており、昨日たまたま所用の帰りに目につき、立ち寄ったものです。

個室寝台もいいのですが、個人的にはやはりニ段ハネの方が懐かしく、
しばし遠き思い出にひたります。

イメージ 2


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今にも「ハイケンスのセレナーデ」のチャイム音が聞こえてきそう
でした。

大分県日田市/日田天領の里・元気の駅 2016.10.10.


  1. 2016/10/11(火) 23:59:00|
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【回想・青函連絡船②】 函館桟橋 2016.02.28.

函館駅のはずれ、元青函連絡船第二桟橋に係留中の「摩周丸」。

中に入ってみると、普通座席や、

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当時は縁がなかったグリーン席もそうですが、

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何といっても、一番思い出深いのは、この席。

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所要3時間50分の間、ここで何度横になっていたことか...。

当時のままかと思ったら、レプリカだと聞き、ちょっと残念。

船内は、すべて当時のまま観れるわけではなく、例えば車両
甲板や、機関室など非公開区画はネットワークカメラによる
観覧システムで...。

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実物の部品や、模型のコーナー、

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操舵室も。

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船橋から函館山の稜線が見えます。

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当時の乗組員の方々も、きっと同じ光景を眺めていたこと
でしょう...。

最後に、元乗組員だったという方の話も聞くことができました。

この摩周丸は、法的には「係留船」として扱われているため、
まだ「船籍」があるとのこと。

維持費がかなりかかるらしく、非公開区画も見てもらいたいのは
ヤマヤマだけど、そのためには消化設備等も整えなければならず
現状維持が精一杯とのこと...。

いずれ解体という運命は避けられないものの、思い出多きこの
船体、いつまでも保存できないものかと思いつつ、摩周丸を後に
しました。

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そしていよいよこの春、新幹線が北の大地へ到達。

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青函連絡船から青函トンネル、そして北海道新幹線開業という時代
の節目...。

何とも言い得ぬ感傷にひたったひと時でした。

函館桟橋 2016.02.28.


  1. 2016/03/17(木) 23:59:00|
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【回想・青函連絡船①】 函館桟橋 2016.02.28.

その昔の青函連絡船と入れ替えのDE10の写真を掲載したことがあり
ましたが、

  ↓ ↓ ↓


学生時代の数度にわたる渡道で、車載客船・津軽丸型と呼ばれる7隻、
すなわち「津軽丸」「十和田丸」「八甲田丸」「摩周丸」「羊蹄丸」
「大雪丸」そして「松前丸」...すべて乗船しました。

貨車航送船・渡島丸型と呼ばれた船は、「石狩丸」と、「檜山丸」
のみ乗船しました。こちらは、当時便名から運用が推測でき、多客期
はこれらの船が穴場でした。

青函連絡船は、本州-北海道間の移動手段が鉄道が一般的だった時代
には、青森発着の「はつかり」「みちのく」「白鳥」といった昼行特急、
「はくつる」「ゆうづる」「日本海」「八甲田」「十和田」「津軽」
などの夜行列車、函館発着では、特急「おおぞら」「北斗」「北海」
「おおとり」、急行「宗谷」「ニセコ」「すずらん」などの優等列車は
すべて、青函連絡船との接続を考慮したダイヤを組んでいました。

青森と函館では深夜・早朝に発着する(1・2便)は、いつもかなり混雑し、
両駅では、下船と同時に、乗客がホームまで走る、いわゆる「函館(青森)
走り」が見られました。

早朝4時、カーブした函館駅のホームに、「おおぞら」「北海」「宗谷」が
並んでいたのが、つい昨日のことのように思えます...。

そして、先月28日、実に28年ぶりとなる青函連絡船との再会を果たして
きました。

当時の第二桟橋に、今も係留されている「摩周丸」。

「函館市青函連絡船摩周丸記念館」となっています。

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可動橋も当時のまま。

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イルカのマークや、

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煙突のJNRマーク。

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懐かしさがこみあげてきます。

入場料は、500円。さあ、中へ入ってみましょう。(つづく)

函館桟橋 2016.02.28.


  1. 2016/03/16(水) 23:59:00|
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【ニューイヤー「鉄道」フェステイバル】 大丸福岡天神店/2016.01.09.

1月11日(月・祝)まで、大丸福岡天神店で開催されている
「ニューイヤー『鉄道』フェスティバル」に行ってきました。

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目玉は、福岡を中心とした九州の鉄道模型の展示。

Nゲージ、HOゲージ、Oゲージ、さらに大きなGゲージ、ライブ
スチームまで数百両の車両が。

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プラレールも...。子供が小さい頃を思い出します。

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写真展は、九州のファンなら知らない人はいない宇都宮照信氏
によるもの。

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宇都宮氏が、日本食堂のコックさんだったのは有名な話です。

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物販コーナー。つい欲しくなる鉄道部品...。

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「有明」のHM(実物大レプリカ)は、25万。こんなのを
買って帰ったら、ウチで何を言われるかわかりません(笑)
ので、特急のサボで我慢。

鉄道福袋もありました。

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午後のひととき、ちょっとした気分転換になりました。


  1. 2016/01/09(土) 23:59:00|
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大阪在住。長崎県生まれ50すぎの親父です。
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