東京からの「さくら」佐世保編成、早岐駅の到着シーンです。
例によって、退色しておりますがご容赦ください。
長らく長崎行と併結運転されていた佐世保行の編成ですが、この頃は
「オロネ14」「オシ14」が双方の編成とも連結されていました。
何と豪華な編成だったのかと思いますが、車両運用を共通化して
効率性を向上させるための措置で、佐世保編成側の「オシ14」は、
ただ連結されていただけで、営業はしていなかったようです。
その頃、長崎編成の「オシ14」といえども弁当販売のみでしたので、
振り返ってみると、晩年のブルトレの凋落ぶりを垣間見る思いです。
佐世保線/早岐駅 1997.08.01.
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- 2015/09/12(土) 18:05:00|
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山越え区間をサイドから。シャッターチャンスは一瞬。
色づく山との組み合わせは、やはり原色がいいですね。
佐世保線/永尾-武雄温泉 2013.12.08.
- 2014/11/12(水) 18:05:00|
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佐世保線早岐駅。
実家が佐世保市内ということもあって、個人的に、この駅は幼少の
頃から思い出が一杯の駅です。
1971年(昭和46年)11月。父の仕事の都合により当時住んでいた
佐世保から大阪へ家族ごと引っ越し。
夜行急行「西海1号」、10系寝台車(形式はもちろん後年知りました)
で、大阪という未知の世界へ向かって佐世保駅を出発。
小学1年生にして、早々の転校、そして寝台車も初体験。
当時から旅慣れていた祖母も一緒に乗車してくれ、車内では、
「次の早岐で、列車の向きが変わるとよ」と、そわそわと
落ち着かない私を見透かすように、教えてくれたものでした。
早岐で逆編成となり、佐世保線を上っていきますが、あたりは
だんだんと暗くなり、流れ去る景色も山の中へ入っていく風景を
見ながら、幼心にも故郷を離れる寂しさに加え、得体のしれない
不安を感じたものです。
手元にある復刻版時刻表によれば、この時乗った佐世保発大阪行き
206レ「西海1号」は、
佐世保発 1720
早岐着 1733
早岐発 1744
有田発 1800
三間坂発 1813
~
大阪着 0718
と、記憶とぴったり一致しています。
「サロンカー西海」というHNは、この時の幼児体験と、その後の
鉄道趣味人生が融合した、ノスタルジックな意味があるのです(笑)
そして翌年夏、初めての里帰り。
大阪から、キハ82の特急「かもめ」に乗車。午前8時6分に大阪駅を出発。
延々10時間以上もかかって、ようやくこの早岐駅に到着。
逆編成になるのは、間もなく佐世保に着くという儀式のようにも思え
ました。この頃の乗車体験が、我が鉄道趣味の原点です。
後年、鉄道写真を撮りだしてからは「さくら」や「あかつき」の
「機まわし」の様子も撮影しています。
さて、その早岐駅ですが、橋上駅舎の完成とともに、旧駅舎は解体
されることとなり、その姿が見られるのも27日までということを、
同郷のブロガー、町田トオルさん(友だち参照)の記事で知りまして、
昨日実家への所用ついでに立ち寄ってまいりました。この場をお借り
してお礼申し上げます。
旧駅舎の向こうに新駅舎が見えます。
旧駅舎内では、すでに営業は行われていませんが、せめてその名残
だけでも...。
この待合室、暑い夏の日「さくら」の機まわしの撮影の後、ジュース
を飲んで涼んだ思い出が...。
懐かしい記憶の断片が甦ります。
早岐駅の歴史を紹介するパネルも展示してありました。
時代の流れとはいえ、昭和の面影がまた一つ消えていくのは寂しい
限りです。
佐世保線/早岐駅 2014.10.26.
- 2014/10/27(月) 18:05:00|
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昨日掲載した築堤から更に永尾寄りに進むと、道路脇からカーブを
見渡せるところがあります。
この場所も、「峠越え」の雰囲気が狙えるところかと思います。
撮影地ガイドなどには載らないところでも、撮影地は探せばまだまだ
発掘できそうです。
佐世保線/武雄温泉-永尾 2014.06.14.
- 2014/06/17(火) 18:05:00|
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佐世保線の武雄温泉-永尾間は、SL時代は補機が付く難所だったようですが
現在は、電車特急が軽々と登っていきます。
背景に見えるのは、つつじで有名な御船山。独特の形をしています。
実家は佐世保ですが、帰省の折は、この山が車窓から見えてくると、なぜか
郷愁を感じたものでした。
佐世保線/武雄温泉-永尾 2014.06.14.
- 2014/06/16(月) 18:05:00|
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