国鉄気動車標準色「風」、ツートンカラーのキハ40が走る高山本線ですが、この路線の
看板特急「ひだ」がキハ82系で運転されていた頃は、キハ40系もこのように首都圏色を
まとっていました。
この色、国鉄末期に、塗装の簡略化をはかるために、相模線の車両で採用されたこと
から首都圏色と呼ばれていますが、1985年ごろまでは、北海道から九州まで全国的に
見られたので、個人的には「首都圏色」と言われてもあまりピンときません。
その後、各路線ごとのローカルカラ―に塗り替えられていきましたが、バリエーション
は楽しめるものの、お世辞にも趣味がいいとは言い難い、これはいかがなものかと思える
ようなものまで登場してきたりしました。
近年になって、JR西ではキハ40系を中心に、ふたたびこの塗色への塗装変更が進められて
います。
歴史は繰り返すとはよく言ったものですね。
高山本線 下油井-白川口 1983.03.
- 2013/07/02(火) 23:37:49|
- 高山本線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
知らない間に、訪問者が10,000人を突破していました。
いつもご訪問いただいている皆様、本当にありがとうございます。
また、はじめてご訪問いただきました方、今後ともよろしくお願い申し上げます。
さて、10,000ヒットということですが、管理人が一番好きなキハ82の写真をセレクトしました。
もう現役車両でないのが辛いところではありますが...。
場所は、以前も紹介した、高山本線の白川口-下油井に架かる鉄橋で、線路の高さと同じレベルから
の撮影です。フィルムは、エクタクローム64で撮影しました。
高山本線 白川口-下油井 1983.03.
【撮影地付近】
- 2009/06/20(土) 00:30:45|
- 高山本線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
高山本線は、沿線風景も素晴らしく、特に白川口から下呂にかけては何度も訪れた
路線です。
このキハ82系は、今でも非電化ローカル幹線の原風景に最も似合う車両ではないかと
思っています。
幼少の頃、京都-長崎・佐世保間を走っていた特急「かもめ」がこの車両でした。
当時、関西在住でしたので、帰省の際、よくこの列車に乗りました。自分にとって、
鉄道趣味の原点ともなった車両でした。
撮影地は、下油井-白川口にかかるカーブした鉄橋で、写真は午後の上り列車です。
白川口駅から、線路に並行して走る国道を30分ほど歩いたところになります。
クルマの場合は、駐車スペースがあまりなかったと思いますので、周囲に配慮して
下さい。
この後、1980年代末にかけて、北海道、南紀、山陰の各地域で、キハ82系を追いかけ
ました。今後少しずつ、紹介していきたいと思います。
高山本線 下油井-白川口 1983.03.
【撮影地付近】
- 2009/05/09(土) 21:50:59|
- 高山本線
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0